【入試】内申点とかいう制度、とっとと廃止してほしいんだけど

こんにちは、えあーです。

本日2019年3月11日は大阪府公立高校の入試です。
私が高校受験をしたのはもう9年前ですが、まだ当時の問題の一部をなんとなく覚えています。

さて、高校受験といえば内申点制度というものがあります。
この制度で苦しめられたという人も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。ちなみに未だにこの制度には全く納得していません。

今日はこの内申点制度とはどういうものなのか、そしてそれを廃止してほしいと思う理由を書き綴っていきます。

1. 内申点制度とは

内申点制度とは、簡単に言うと学校の成績が受験の点数の一部に反映されるシステムです。
都道府県や受験する高校によってその点数の決め方は異なっていますが、
多くの都道府県で中1の成績から中3の成績までを加味した点数を決められ、
その点数を当日の試験の点数に加算して合否を決めることになっています。

学校の5段階評価に係数をかけて点数にすることが多いので、
通知表の評価を良くすることが大切になってきます。
学校の定期テストはもちろん、提出物や授業態度なども加味されてくるわけですね。

2. 内申点制度の問題点

……さて、お分かりの方はすでにお分かりだと思いますが、
この制度はかなり多くの問題を抱えています。

学校の先生が評価を決める

当然ですが、通知表の成績は学校の先生が評価を決めることになります。
なぜ中学の先生に受験の点数を決められないといけないのか疑問です。
しかも運動部に加入していないとか、見た目が好みじゃないとか、
よくわからない理由で嫌われたとしても点数を下げられます。許せぬ。
先生に気に入られるために中学校に通っているわけではないのですから。

学校ごとに点数の取りやすさが異なってしまう

最近では絶対評価で点数を決めるようになった都道府県もありますが、
通知表の評価はそれぞれ1~5に人数の枠が定められているというところも多く、
そうなると賢い中学では内申点が取りにくく、逆にそうでない中学では内申点が取りやすくなってしまいます。
同じ実力でも内申点が異なってしまうという悪い例です。

副教科も加味される

これは私怨も含まれてしまうのですが、
副教科も点数に含まれるようになってしまいます。
運動ができないとか、音痴だとか、そういうところが高校生になるために響いてくるのです。
しかも副教科のほうが倍率を高く設定しているところもあります。
上2つに比べればまだ許せる内容ですが、学力検査としては疑問を感じます。

3. 内申点制度を廃止してほしい理由

上記の問題を踏まえて、改めてその問題を考えていくと、
学校の先生が評価を決めるので授業態度を良くしないといけない
つまり一般的に真面目な人が優遇されるシステムになっているわけです。
真面目に授業を聞くと点数が上がる、それだけならまだ許されるシステムなのですが……

公立中学の授業のレベルは平均点程度の生徒に合わせられます。
このレベル、上位層からするととてつもなく退屈なのです。
「すでに塾でやっている」「5分で終わる問題に30分かけている」「そのレベルはただの作業」なんてよくある話で、
それに合わせるよりも自分で難しい問題集を解き進めるほうがよっぽど勉強の効率がいい。
それなのに問題集を解くと減点されるという葛藤に見舞われるのです。

公立を目指す上位生徒が伸びにくいことは大きな問題なんじゃないかと。

レベルの合った勉強をすると受験の点数を減らされる。
体育とかではレベル合わせてくれないのにね。理不尽じゃない?

4. 内申点制度を回避するには

内申点制度を回避する方法は、私立高校に進学することです。
都会であれば優秀な私立高校がたくさんあります。あの灘高校や開成高校はもちろん私立です。
(田舎だと公立のほうが偏差値が高いみたいですが…)
しかしもちろんかなりの費用がかかってしまうという問題はあります。
金銭的な都合で私立高校に通えない人も多いです。

しかし、今のシステム上、公立高校に行くにはどうしても内申点制度を回避することはできません。
何かを捨てて、勉強に取り組むしか無いのが現状です。
型にはまるのが嫌なら、内申点を諦めて勉強しましょう。私はそちらのほうが好きです。

結論

内申点制度滅べ。

コメント

  1. 匿名 より:

    大阪だと、最近は「大阪府統一テスト」で100点を取れば、内申5が確定するようになりましたよ

    • air_scarlet より:

      情報ありがとうございます。
      そんなルールが追加されたんですね!

      とはいえ100点以外だと5じゃなくなる可能性があるので、
      かなり精神使いそうですね…

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