【ボードゲーム】十二季節の魔法使い「魔法の秘本」について

超久しぶりの「seasons ~十二季節の魔法使い~」回です。
特定のカード紹介とかやると思ってなかったけど。

今回「魔法の秘本」についてちょっと語ります。

カード概要

コスト:青緑
点数:8
効果:
出したときに任意の2マナを獲得
リザーブ(マナ枠)が10になる
※2枚出しても10枠まで。13枠にはならない。

要するにマナ枠を増やすカードです。
30種の段階で入っているので初心者でもよく見るカードだと思います。

思うこと

慣れてない人がドラフトの早い段階で取る印象があります。
使いやすいしよくマナ溢れが起こるのを防いでくれるので安心できるカードです。

でも、このカードって直接的に点数生まないですよね。
場に出たら8点あるけどそれって他のカードも似たような感じなので。

2マナ出して2マナ得て、
枠が10になるけれどそれ自体は0点行動なので、
あくまで「動きやすくなる」に過ぎないカードです。

便利なのは確かだけど、強いかどうかと言われると微妙、という立場。

では魔法の秘本を「点数を生むカード」として見るにはどうするか?という話になってきます。

これは実は単純な話で、
10マナあることが点数につながるカードと組み合わせると点数札として見ることができます。

具体的な例をいくつか。

例1:変転活用
吸血の王冠やラグノールのペンダントを使用。
7枠のときより3マナ多く得られる(はず)ので、
それを変転すれば9点。ボーナス切ってれば12点。

例2:枠活用
ゲーム終了時にクシディットのランプの点数を増やす。
9点。2枚出ていれば18点。
生命の薬も同じようにカウントできるかもしれない(変転なので上かも)

例3:条件緩和
水晶球を使ったターンの驚愕の箱ボーナスを確定させる。
3点x複数回。
4マナ使用すると驚愕の箱が確定しないという悩みを解決させる。
妖精の石碑などでも近いことができると思う。
直接点数かどうかと言われると微妙。

などなど、3枠分がそのまま点数になるとか、
7マナじゃ達成しづらいこととかに対して適用できると点数になる。

とはいえ単体で弱いカードと言うほど弱いカードでもない(もっと弱いカードがある)ので、
中盤くらいにはドラフトで取ってしまうかも。
他のカードが重くなりすぎるときなどは2マナで2マナ取れて実質無料なので確保しちゃいそう。

……点数にならないだけで偉いカードなのは間違いない。
下手なカードよりよっぽど強いので……

その他、メソディーのランタン2枚出しとかをするなら流石にほしい気持ちにはなる。
6枠ならなんとかなるけど、5枠になると流石に厳しいです。多分。

~余談~

2枚目引くとちょっと寂しい気持ちになるよね。

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