【ボードゲーム】「seasons ~十二季節の魔法使い~」カード雑記 拡張編 Part2

続きの10種。

61. 復活の薬(Potion of Resurrection)

生贄にすることで捨て札置き場の上から5枚を見て1枚を手札に、残り4枚を捨て札置き場の下に置く。

捨て札から回収できるカード。
使い終わった薬や、後で生贄にされたcipを回収することが多いか。
捨て札からという性質上中盤以降という制限はあるが、5枚から1枚選んでドローできるに近い。
また、捨て札にされるカードは知っているカードも多く、狙ったタイミングで使えば欲しいカードをサルベージできることも。

復活の薬2枚と、忘却の壷2枚または忘却の壷1枚+運命の手1枚で無限ループができる。
基本的にはただただループするだけだが、ここに春の杖があれば無限に得点が得られる。
BGAでは制限時間があるが、実カードではないので実質勝利である。
復活の薬2枚と忘却の壷2枚と運命の手1枚があれば春の杖でなくても変転権で無限ループになる。
変転権はボーナスで獲得できるのでダイスに拘る必要もなく、こちらも実質勝利である。

62. 古代の宝石(Jewel of the Ancients)

同色のマナ3個を捨てることで、そのうち1つをこのカードに乗せる。
ゲーム終了時にこのカードに3個マナが乗っていれば35点。乗っていなければ-10点。

成功すると1枚で45点、失敗すると0点になるカード。
中盤くらいに出せればなんとか間に合うことが多い。めっちゃ早く進んだら知らんけど。

実際のところ発動までに9マナ取られるので、思ったより重い。1マナ4点を切る。
取ってしまったらなんとか達成させにいく、くらいのカード。
ドラフトでも余りやすい印象。

63. ジラの盾(Shield of Zira)

パワーカードを捨てるまたは生贄にするときに代わりにこのカードを生け贄にできる。
この効果で生贄にしたら、10クリスタルを得る。

素で5点なので生贄にしたほうがお得。
薬のように使い切りの能力を2回使うためのカードにするのがオススメ。

復活の薬とこのカード2枚でループが発生する。
このカード自身が10点出すので春の杖も変転も必要ない。

サイラスの生贄にする場合は、このカードではなく別のカードを選んで、
その上でこのカードの効果でこのカードを生贄にすること。
そうしないと10点が得られない。

64. 信念のダイス(Steadfast Die)

季節ダイスの効果を得る代わりに、「召喚ゲージ1つ」「魔力トークン1つ」「変転権」のどれかを得ることができる。

ダイス事故を無くせるカードだが、その効果は第すの出目より圧倒的に弱くなる。
あまり効果は積極的に使用したくないカード。
どうしても欲しいマナがあるときなどに使うカードか。

一応2マナで素点10なのでそこは嬉しいポイント。
とはいえ効果が微妙な分、ドラフトでは余りがち。

65. 時の護符(Amulet of Time)

2マナを得て、任意の枚数のカードを捨てて、捨てた枚数引く。

手札マリガンカード。おまけの2マナも普通に強く、実質ノーコストである。
引くカードを見る前にマナを選ばないといけないのが目立った弱点。

大体余った弱い札と一緒に2年目に組み込み、流して強い札にワンチャン変える狙いで使うことが多い。
ドローで掴まされた弱い札を流すのにも使えるし、相手が知らないカードを増やすのにも使える。
9枚全部が強いならともかく、そんなことは稀なので使い所がないということはほとんど無い。

というかゲームメイクしやすくなるので個人的に好き。

66. 不思議な望遠鏡(Arcane Telescope)

活性化で2点をコストにデッキの上から3枚を見て好きな順番に変えられる。

ドロー札の前とかに使うと欲しいカードを狙いやすくなる。
水晶球と組むとえぐいことになる。
あとは相手の水晶球メタで使うことも稀に。
聖杯とかの調整にはならない。撃つかどうかの判断には使えるけど。

普通にノーコスト8点なのもいいところ。

特に何もなくても2点なら山札を見るのもありな気もする。
情報アドバンテージを活かせる人なら2点の価値はありそう。

67. アルゴスの鷹(Argos Hawk)

召喚時に10点獲得し、召喚ゲージを1つ増やす。
活性化で生贄にすることで、相手全員は6点を獲得し、召喚ゲージを1つ減らす。

10点と召喚ゲージを1個得られるのは優秀。
ただ、活性化効果が相手に点数を与えてしまうので、召喚ゲージを減らす効果ががっつり刺さるときくらいしか使えない。
2枚撃つとかアルゴスの悪魔と合わせるとかは考えたほうが良さそう。
6点与えるので、できれば7点ボーナスまで使わせられるシーンで使いたい。

微妙なときはクリスの餌にしたほうがいいかも。

68. 強奪者のカラス(Raven the Usurper)

召喚時に相手の魔法のアイテムを一つ選び、そのカードの召喚コストを払う。
このカードはその選んだ魔法のアイテムの効果を得る。
対象にした魔法のアイテムが場を離れた時、このカードを生贄にする。

扱いが難しそうなカード。
魔法のアイテムになっても、扱いは使い魔のまま。アムサグやセレニアの対象にはできない。
逆にクリスの対象にはできる。このカードをクリスに擬態したときに自身を生け贄にできるかは知らない(ごめんなさい)。

擬態するカードのコストを払うのをすっかり忘れていることがあるので注意。
擬態したいカード+黄色マナ1個が必要。
また、自分のカードには擬態できない。

コピー先のカードが生贄になったときにこのカードを生贄にするが、そのときにジラの盾で身代わりにすることができる。
その場合、得た魔法のアイテムの効果はなくなる。クリスの餌とかにはなるけど。

69. アルゴスの監視者(Warden of Argos)

召喚時に「全員4マナ捨てる」か「全員1枚カードを捨てる」を選ぶ。

効果の選択は自分が行う。各自がマナとカードを選べるわけではなく、出した人がどちらを捨てるか選ぶ。
各個人に適用できるわけではなく、プレイヤー全員が同じ側を受ける。

できることなら自分はそのデメリットを被らないタイミングで出したい。
マナならばリザーブが空になるタイミングで、手札ならこのカードが最後の手札であるタイミングで出したい。
3年目ラストとかだと最後に出すカード1枚だけを抱えてることもあり、それを落とすチャンスが生まれる。
ブーツとかが落とされると計算が狂う人もいるだろう。

一応出し切れないカードの処分に使うこともできる。

70. ハシリドコロのネズミ(Ratty Nightshade)

相手全員からそれぞれ2マナ以内ずつ選んで、奪う。

ルイスと違って奪えるので、敵全員のマナを2つ減らせる。
準備を崩すことも可能なのでそういう使い方もある。

コストも比較的軽いので、妨害とマナ獲得の療法ができるカードとして優秀。
一気に2枚出たりすると本当に狂わされる。

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